2019年11/21(木)7人制日本代表で活躍するラグビー選手、山内俊輝選手(リコーブラックラムズ)がInstagramで、ベジタリアンプロラグビー選手になった事を公表しました。
山内俊輝選手は11/22から始まる7人制日本代表の合宿にも選ばれていて、東京オリンピックでの活躍を期待されている選手です。
山内俊樹選手の経歴
高校からラグビーを始めた山内選手。高校は、山口県にある宇部高校という、ラグビーでは無名の高校出身だが、圧倒的肉体とスピードにより高校日本代表に選ばれる。
(現在、宇部高校には高校日本代表候補の逸材が在籍。詳細は下記の記事より)

その後、筑波大学に進学し、ワールドカップで活躍した日本代表の福岡堅樹選手と共に筑波大学のウイングを担った。
第51回全国大学ラグビー選手権での山内選手の活躍は、とても素晴らしい活躍でした。
そしてリコーブラックラムズに加入し、社員選手ではなくプロ選手になる。
現在はオリンピック強化指定選手となり、東京オリンピックの7人制日本代表選手のメンバー入りを目指して進んでいるトップアスリート。
7人制日本代表が2019年11/8にオールブラックスに勝利した時もトライを挙げている選手。
山内選手のプレーの特徴
まずはこちらの写真を見てほしい。
これは山内選手の背中の写真。この肉体から生み出されるパワーと、50メートル6.0秒で駆け抜ける俊足と、キレのあるステップが持ち味の選手。
山内選手の筋肉に興味がある方は、山内選手のInstagramのアカウントをフォローするといいだろう。大量の筋肉写真が投稿されている!
なぜベジタリアンになったのか
山内選手のInstagramによると、ベジタリアンの健康面のメリットや、運動パフォーマンスに及ぼす影響などを調べた結果、ベジタリアンとしてプロラグビー選手としてのキャリアアップを目指すとのことです。
ベジタリアンは、思想や宗教上の理由などで行うというのを最近よく耳にしますが、山内選手はあくまでもアスリートとしてのレベルアップのために行うのだと思います。
ベジタリアンでアスリートとしての体は維持できるの?
世界にはアスリートでベジタリアンを実施している選手はたくさんいます。
有名な選手でいうと、サッカー選手のメッシ。実は彼、ベジタリアンなのです。
メッシがベジタリアンになったのは2008年に新しい監督がチームに就いたことがきっかけ。彼はその後、一度ベジタリアンをやめているのですが、その時に2年間で大腿部(ふともも)を6回も痛めてしまいます。
それをきっかけに現在に至るまで自主的に菜食主義を実践しています。
たんぱく源は、豆・魚・卵から摂取していて、ベジタリアンですが、スーパースターとしてサッカー界を牽引しています。
ベジタリアンでラグビー選手に必要な筋肉は維持できる?
筋肉を維持、増大させるのに必要なのはたんぱく質を構成するアミノ酸が主です。そしてこのアミノ酸は肉だけでなく、穀物や豆そして野菜にも含まれていますので十分に維持ができるのだと思います。
ただ、カロリー摂取量がベジタリアンだと低くなりがち且つ、一般的には動物性のたんぱく質を取って体を大きくするするので、今後の山内選手の身体の変化、パフォーマンスの変化がどうなるのか注目したい。
まとめ
7人制日本代表に選ばれている選手が、ラグビー界では異例のベジタリアンに食生活を変更。
これがパフォーマンスにどう影響が出るか注目。そしてこの実験が今後のパワー系アスリートの食生活に影響をもたらすかも。
山内選手は東京オリンピックを目指すアスリートなのでぜひ注目してみてほしい。
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