第1節 VSレベルズ
結果
得点
サンウルブズ 36 | VS | 27 レベルズ | ||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
22 | 14 | 得点 | 13 | 14 |
3 | 2 | トライ | 2 | 2 |
2 | 2 | コンバージョン | 0 | 2 |
1 | 0 | ペナルティゴール | 1 | 0 |
チームスタッツ詳細
サンウルブズ | VS | レベルズ |
---|---|---|
344 | ゲインメーター | 501 |
97 | ボールキャリー | 122 |
25 | ディフェンス突破数 | 38 |
10 | クリーンブレイク | 15 |
10 | オフロードパス | 10 |
18 | 試合中のキック数 | 9 |
74% | タックル成功率 | 73% |
80% | コンバージョン成功率 | 50% |
100% | ペナルティゴール成功率 | 100% |
100% | ラインアウト成功率 | 88.9% |
77.8% | スクラム勝率 | 100% |
12 | ペナルティの数 | 12 |
メンバー表
サンウルブズ | レベルズ | |
---|---|---|
1 | ジャレッド・アダムス | フェレティ・サアンガ |
2 | ジャバ・ブレグバゼ | エイノル・ランギ |
3 | コンラード・ファンフィーレン | ジャーメイン・アインスリー |
4 | 谷田部 洸太郎 | ロス・ハイレットペティ |
5 | マイケル・ストーバーク | マット・フィリップ |
6 | ブレンドン・オコナー | アンガス・コットレル |
7 | 布巻 峻介 | ロバート・レオタ |
8 | ジェイク・シャッツ | イシ・ナイサラニ |
9 | ルディー・ペイジ | フランク・ロマニ |
10 | ガース・エイプリル | マット・トゥームア |
11 | タウタラタシ・タシ | マリカ・コロイベッテ |
12 | ベン・テオ | ビル・ミークス |
13 | 森谷 圭介 | リース・ホッジ |
14 | シオサイア・フィフィタ | アンドリュー・ケラウェイ |
15 | ジェームス・ダーガヴィル | デーン・ ハイレットペティ |
16 | レニ・アピサイ | スティーヴン・ミサ |
17 | クリス・イーヴズ | キャメロン・オア |
18 | ヘンカス・ファン・ヴィック | ルアーン・スミス |
19 | ジャスティン・ダウニー | ルーク・ジョーンズ |
20 | ミッチ・ジェイコブソン | マイケル・ウェルズ |
21 | 齋藤 直人 | テオ・ストラング |
22 | 中野 将伍 | リチャード・ハードウィック |
23 | JJ・エンゲルブレヒト | アンドリュー・ディーガン |
個人成績
サンウルブズ | トライ | ゲインメーター | ボールキャリー | ディフェンス突破数 | クリーンブレイク | オフロードパス | タックル回数 | タックル成功率(%) | ペナルティ回数 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J. ダーガヴィル | 1 | 66 | 4 | 3 | 1 | 2 | 50 | 5 | ||
S. フィフィタ | 51 | 5 | 2 | 2 | 5 | 80 | 1 | |||
森谷 圭介 | 1 | 5 | 2 | 1 | 1 | 7 | 43 | 5 | ||
B. テオ | 27 | 11 | 3 | 14 | 71 | 1 | ||||
T. タシ | 1 | 32 | 5 | 1 | 1 | 1 | 3 | 100 | 5 | |
G. エイプリル | 1 | 44 | 8 | 4 | 1 | 3 | 1 | 0 | 16 | |
R. ペイジ | 2 | 4 | 1 | 4 | 100 | |||||
J. シャッツ | 32 | 10 | 7 | 43 | 2 | |||||
布巻 峻介 | 10 | 7 | 1 | 2 | 6 | 83 | 1 | |||
B. オコナー | 3 | 11 | 64 | |||||||
M. ストーバーク | 22 | 5 | 2 | 1 | 1 | 14 | 64 | 1 | ||
谷田部 洸太郎 | 4 | 4 | 2 | 1 | 7 | 100 | 1 | |||
C. ファンフーレン | 1 | 10 | 100 | 2 | ||||||
J. ブレグヴァゼ | 1 | 9 | 8 | 1 | 1 | 11 | 82 | 5 | ||
J. アダムス | 30 | 6 | 1 | 1 | 1 | 8 | 100 | 1 | ||
L. アピサイ | 1 | 1 | 4 | 100 | ||||||
C. イーヴズ | 1 | 3 | 1 | 7 | 71 | 1 | ||||
H. ファン・ヴィック | 3 | 6 | 100 | |||||||
J. ダウニー | 9 | 6 | 2 | 7 | 100 | 1 | ||||
M. ジャイコブソン | 9 | 78 | ||||||||
齋藤 直人 | 3 | 33 | ||||||||
中野 将伍 | 1 | 0 | ||||||||
JJ. エンゲルブレヒト | 1 | 1 | 1 | 0 |
チームオブザウィーク選出
マイケル・ストーバーク(サンウルブズ)
ハイライト動画
マッチレビュー
チームとして

今年のサンウルブズが例年と違うポイントは何といってもセットプレーの安定だ。昨年のサンウルブズはラインアウトの成功率が81.9%で最下位(大事な場面でのラインアウトはことごとく取られていたので試合を見ている体感としては60%)だったのだが、今日のサンウルブズのラインアウト成功率はなんと100%だった。
セットプレーからの得点を計算できるのはチームに勢いと安定性をもたらすため非常に大きい。そして相手から見てもディフェンスの的を絞りにくくなるためサンウルブズのアタックの脅威が増しただろう。
セットプレーの安定感に一役買っている、ストーバークのチームオブザウィーク選出は納得がいく。
チームスタッツをみて
観戦していてひやひやする場面はあまりなかったため、スタッツを見て驚いた。というのも、ボールキャリー、ゲインメーター、ディフェンス突破などの数値がレベルズのほうがかなり多かったからだ。
なぜこのスタッツでサンウルブズが勝利できたのかというのは、プレイしたエリアを見るとわかる。約60%の時間がレベルズ陣内で経過している。
つまり、サンウルブズは強力なランナーを擁するレベルズを、組織としてエリアマネジメントすることで封じ込めたといえる。
ただ、問題点もスタッツより見える。それはタックル成功率74%という数字だ。
エリアマネジメントをうまくすることで相手の得点は防げたものの、個人個人のランナーに走られた場面は多々あった。今回のレベルズ戦は勝てたもののタックルの精度を上げないと他の試合で勝利することは難しいだろう。
プレイヤースタッツを見て
ぱっと見でわかるのは、センター「ベン・テオ」の働きぶりだろう。ボールキャリー11回、ディフェンス突破3回、タックル14回と攻守にわたって活躍している。彼なしにチームを運営するのは難しそうだ。
プロップ「ジャレッド・アダムス」もボールキャリー6回、ゲインメーター30m、タックル8回、タックル成功率100%と、プレシーズンマッチに見せた抜群のフィールドプレイを発揮している。
スタッツに表れていないのだが、スクラムハーフ「ルディ・ペイジ」のゲームコントロールには、目を見張るものがあった。失いそうなボールをコントロールし、アタックではテンポと間で崩すという、さすが元南アフリカ代表選手だと感心した。ペイジも、テオと同様にチームに必要不可欠な存在と言えるだろう。
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